まな板とは
まな板 、 俎 、 俎板 、 真魚板 (いずれも、 まないた )は、 調理 で 食材 を 切る 際に台として用いる板である。 英語 では カッティング・ボード ( cutting board ) または チョッピング・ボード ( chopping board )。
語源
まな板の「まな」とは「真菜」あるいは「真魚」(川魚)のことであり、食事の主になるおかずのことを指す。現在では「菜」は 野菜 類を示す言葉として用いられているが、かつてはおかずを全て「菜」と呼んでいた。この菜のうち、「真のおかず」、つまり主となるおかずが「真菜」である。 肉 や 魚 がおかずの中心素材になることが多いため、肉と魚を「真菜」と呼ぶと考えてもよい。
この「真菜」を切りさばくときに使う板という所から「真菜板」と呼ばれるようになった。
また、「俎」という漢字は、 偏 が「肉」を、 旁 が「台」を示す字であり、やはり肉を調理する台という意味を持つ。
素材
まな板の素材としては、 木 、 プラスチック 、 合成ゴム が使われることが多いが、稀に ガラス が用いられることもある。
木の素材の場合、適度に堅い種類の木が用いられる。主なものとしては、
などが挙げられる。特に 中華料理 の場合、大きな包丁で叩き付けるように食材を切断することが多いことから、ケヤキのように十分堅い材質が用いられることが多い。 ムク木 (一枚板)が用いられることが多いが、 集成材 が用いられることもある。
プラスチックの場合、 ポリエチレン が用いられることが多い。近年は 抗菌 効果があるとされる材料を練り込んだり、表面に抗菌処理を施したりしたものが多く売られている。薄いプラスチックを積層して作ったまな板もある。この積層プラスチックまな板は、表面が汚れてきたら一番上の1枚を剥がして捨てることができる。
合成ゴムは、プラスチックよりも柔らかく、包丁の刃を当てたときの感触が木に近くなる。また、 煮沸消毒 することができるのが利点である。
現在は家庭用、業務用共にプラスチック材料のものが最も多く売られている。






