アイボリーとは
アイボリー (ivory)は、 色 の一つ。 アイヴォリー とも。(アイボリーは 象牙 (象の 門歯 )のことで、象牙の色がこう呼ばれる。
淡く黄色がかったやや灰味の白色。 クリーム色 をさらに薄くしたような色である。
アイボリーホワイト (ivory white)ともいう。元来は、アイボリーは象の門歯そのものの灰色味を帯びた色、アイボリーホワイトはそれを加工するために 研磨 した黄色味の白色であったが、現在ではほぼ区別なく用いられると考えてよい。なお、 アイボリーブラック は、象牙を焼いて作られた黒色顔料、もしくはその色である。
西洋では象牙は古来から重要な工芸材料あるいは建築材料であり、アイボリーの色名は古く1385年頃から見られる。
加工のしやすさや仕上がりの美しさなどから、日本においても高級材料として珍重されてきた。
現在では象牙の乱獲が規制されているため、象牙そのものが材料として用いられることはほとんどないが、アイボリーの色合いは暖かく落ち着いた高級感を演出する色として、様々な場面で用いられている。
日本では、近代になって 象牙色 (ぞうげいろ)という語も使われるようになった。これは伝統的な日本語の色名というよりは、英文学に登場する色の名前の訳語として生まれた名前である。日本古来の伝統色のなかでも 練色 に近い色調で、純白よりもいっそう日本人の生活域によく馴染む。
象牙色という表現は、翻訳文学に登場する際は エナメル や 陶器 などの色の形容のほかに北部ヨーロッパの コーカソイド (特に ゲルマン 人種)の肌の形容に使われる例もある。
近似色
関連項目
ca:Vori (color) en:Ivory (color) fr:Ivoire (couleur) it:Avorio (colore) pt:Marfim (cor)...






