アルテミスとは
アルテミス ( 古典ギリシア語 :, Artemis )は、 ギリシア神話 に登場する 狩猟 ・純潔の女神である。のちに 月 の女神ともなった。
神話によれば、 ゼウス と レートー の娘で アポローン の双子の妹(一部、姉とする文献がある)。また、 デーメーテール の娘とする説もある。 オリュンポス十二神 の一柱とされるが、本来のヘレーネス(古代ギリシア人)固有の神ではない。
その名は 古代ギリシア語 を語源としていないと考えるのが妥当である。アルテミスは、ギリシアの先住民族の信仰を 古代ギリシア 人が取り入れたものと、現在の研究では考えられている。
概説
女神の原像
古くは山野の女神で、 野獣 (特に クマ )と関わりの深い神であったようである。 アテーナイ には、アルテミスのために、少女たちが黄色の衣を着て、熊を真似て踊る祭があった。また女神に従っていた少女 カリストー は、男性(実はアルテミスの父ゼウス)との交わりによって処女性を失ったことでアルテミスの怒りを買い、そのため牝熊に変えられた。また、 多産 をもたらす 出産 の守護神の面も持ち、 妊婦 達の守護神として エイレイテュイア と同一視された。 地母神 であったと考えられ、子供の守護神ともされた。
女神は、森の神として、兄弟神アポローンとともに「遠矢射る」の称号をもち、 疫病 と 死 をもたらす恐ろしい神の側面も持っていた。また産褥の女に苦痛を免れる死を恵む神でもある。また神話の中では オレステース が イーピゲネイア と共にもたらしたアルテミスの神像は 人身御供 を要求する神であった。アルテミスに対する人身御供の痕跡はギリシアの各地に残されていた。






