イエスタデイとは
イエスタデイ ( Yesterday ) は ビートルズ (The Beatles)の楽曲で、 20世紀を代表する有名曲の一つ である。
解説
本作はビートルズが 1965年 に発表したアルバム『 4人はアイドル 』(アメリカでは キャピトル・レコード 編集盤『 イエスタデイ・アンド・トゥディ 』)に収録されている。多数あるビートルズ・ナンバーでももっとも人気の高い作品のひとつである。作詞作曲は レノン = マッカートニー 名義だが、実際はポール・マッカートニー単独作である。
弦楽四重奏 のアレンジは、プロデューサーの ジョージ・マーティン によるものである。レコーディングに参加したメンバーは、 アコースティック・ギター と ボーカル を担当したポールだけで、他の3人は参加していない。レコーディングに携わった弦楽四重奏団は既成のカルテットではなく臨時編成によるものでメンバーは
- トニー・ギルバート(1st vn)
- シドニー・サックス(2nd vn)
- ケネス・エセックス(va)
- フランシスコ・ガバーロ(vc)
というものであった。
ポールはギターを全弦、1音ずつ下げた状態でレコーディング。2テイクだけ録音され、2テイク目が正式ヴァージョンとなる。なお、この曲はビートルズのコンサートでは(多くの場合)ビートルズ全員で演奏。その場合は、ポールはリードヴォーカルとベースを担当したり、稀にオルガンを伴奏することもあった。レコードに倣ってポールが独りでアコースティック・ギターで弾き語りしたこともある。
作曲当初に付けられた仮タイトルは「Scrambled Eggs」であった。「Scrambled Eggs,oh my baby how I love your legs?」 の部分を約2週間後に 「Yesterday,all my troubles seemed so far away」 と書き直している。またジョン・レノンは「歌詞の面で若干のサポートをした」とインタビューで語っている(ジョンが初めに歌詞を書いて次いで曲を付けることが多いのに対し、ポールは初めにメロディーが頭に浮かんで次いで歌詞を(適当に・適切に)付ける場合が多い。)。
ポールはYesterdayが出来た経緯について「就寝中に夢の中でメロディが浮かび、あわてて コード を探してスタジオで完成させた」と答えている。また「あまりにも自然に浮かんできたものだから、別の誰かの曲のメロディなんじゃないかと思って、みんなに聞かせて回ったけど、誰もこのメロディを知らないみたいだったから、僕のオリジナル曲だと認識した」とも述べている。ただ、後年になってクラシックなどに同様のメロディと思うものがようやく発見されてきたといったようなニュースもあるが、もはやそれは 盗作 などではなく、偶然似ていたといったレベル程度のものである。
歌詞の内容から「自分の元を去った恋人を想う歌」と考えられていたが、後にポールは「(1956年10月31日に)僕が14歳のとき、乳癌で死去した母への想いを歌った曲である」と述べている。...






