エアコンとは
エア・コンディショナー (Air Conditioner)とは、 空調設備 のひとつで、部屋内の空気の調整を行う 機械 である。狭い意味では、 冷媒 による 単段蒸気圧縮冷凍サイクル の 蒸気圧縮冷凍機 のパッケージ・エア・コンディショナーや家庭用のルーム・エア・コンディショナーの内、水以外の熱媒体で熱を搬送するものを指す。通称 エアコン 。以降、エアコンと表記。
「エアコン」=「エアー・コンディショニング」または「エアー・コンディション」の略として使用される場合もある。
なお、人によっては空気を管理するという意味で、「エアコン」=「エア・コントローラ」だと思い違いがなされたり、「エア・コンダクター」と思い違う場合もある。そのため、英略語ではAir Cond.とする場合がある。又、『エヤコン』と誤った言い方をする人もいる。
型式
thumb|気体液化ヒートポンプのしくみ。
1:凝縮器、2:膨張弁、3:蒸発器、4:圧縮機
赤が高温、青が低温。
基本機能として冷房専用形と冷暖房兼用の ヒートポンプ 形がある。
また、次のような形態がある。
-
ユニットの形態
- 一体型 - 圧縮機 ・ 凝縮器 ・ 蒸発器 が一体となったもの。冷媒配管が不要である。家庭用の窓型や鉄道車両用に使われる。
- リモートコンデンサ型 - 圧縮機・蒸発器が一体となった室内機と、凝縮器のみを内蔵した室外機を冷媒配管で接続したもの。室内側に圧縮機があるためメンテナンスが容易で、カスタマイズ( ヒーター や 加湿器 の取り付けなど)を必要とする工場(設備)用や、業務(ビル)用の一部で使われていたが、室内に圧縮機の 騒音 や 振動 が発生することや、室内機に圧縮機を内蔵する構造から室内機のバリエーションが限られ(基本的に床置き形のみ)、室内の状況に応じた機器(室内機)の配置がしにくいことなどから、近年では後述するリモートコンデンシングユニット型(家庭用のセパレートタイプまたはセパレート型)やマルチ式(ビル用など)が主流となっている。通称「中コン(なかこん:室内機側に圧縮機(= コンプレッサー )があるため)」または「 リモコン型 (一部のエアコンメーカー)」。
- リモートコンデンシングユニット型 - 圧縮機・凝縮器が一体となった室外機と、蒸発器が内蔵された室内機を冷媒配管で接続したもの。家庭用のセパレートタイプはこの方式。
- マルチ式 - 圧縮機・凝縮器が一体となった室外機と、蒸発器が内蔵された複数の室内機を冷媒配管で接続したもの。業務(ビル)用の主流。家庭用にも販売されているが、実例は少ない。
-
室内機の形態
- 床置き形 - 業務(ビル)用の古い(1970年代まで使われた)タイプ。 タンス...






