エスプレッソとは
エスプレッソ ( espresso ) は、 コーヒー の一種で、 イタリア や フランス ではもっともよく飲まれるコーヒーである。風味が濃い、こくのあるコーヒーで、イタリアで Caffè といえば、普通これをさす。
エスプレッソマシン という専用の器具を用いて、深煎りの微細に挽いた コーヒー豆 をカップ型の金属フィルターに詰めて、9気圧の圧力と約90℃の湯温で20から25秒の抽出時間で約1オンス(30 ml)のコーヒーを抽出したもの。普通のコーヒーカップの半分ほどの大きさのカップで供されるため、デミタス(demiは半分,tasseはカップの意)とも呼ばれる。コーヒー豆を7 g使用したものをエスプレッソと言い、14 g使用したものはドッピオ( doppio、ダブルの意味。double espresso )と呼ばれる。また、エスプレッソを15 mlまで淹れたものはリストレット( ristretto、「濃縮された」の意味)と呼ばれ、 ウィークコーヒー の元になる。
豆の 焙煎 が強いので カフェイン は揮発し、抽出時間も短いことから、 カフェイン の含有量はドリップコーヒーに比べて少ないと言われているが、実際の含有量は100mlあたり273mg程度、同量の ドリップ では86mg(深煎り)~94mg(浅煎り)となり、3倍程度になる。これをカップ1杯にあたりで比較するとそれぞれ30ml中82mg、120ml中103~113mgとなり ドリップコーヒー が多くなる。
歴史
1806年 、 ナポレオン が イギリス 製品をボイコットする 大陸封鎖令 を発したことから、 フランス 植民地 で 砂糖 やコーヒー豆が極端に不足した。このことがきっかけで チコリコーヒー ( チコリ や 穀物 を焙煎した、 カフェイン を含まないコーヒー風味の飲み物)などの多くの代用品や、新しいコーヒー飲料は生まれることになる。






