クロックとは
クロック(Clock) 、 クロック信号 ( - しんごう)、 クロックパルス とは、 コンピュータ (または デジタル回路 )が動作する時に、複数の 電子回路 のタイミングを取る(同期を取る)ために使用される周期的な信号のことをいう。略記CLK。
通常は、 水晶振動子 を利用した 発振回路 を用いて発生させる。低速動作の機器や精度を要求されない機器では、安価な セラミック発振子 を用いることもある。水晶振動子と発振回路を1個のパッケージに内蔵し、電源を接続するだけでクロック信号を出力する クロック・モジュール と呼ばれる 電子部品 を用いることが多い。
1秒間に発振する(電圧の最大値と最小値を繰り返す)回数を クロック周波数 という。よく「 Pentium III プロセッサ 600MHz」などといった表示を見かけるが、この600MHzがクロック周波数に当たる。単位は主に メガヘルツ (MHz)または ギガヘルツ (GHz)で、この値が大きければ大きいほどそのコンピュータの処理速度が速いということになる。ただし、1クロックあたりの処理内容はコンピュータの機種・製品により異なるため、異なる機種・製品間ではクロック周波数だけで性能を比較することはできない。
また、コンピュータのハードウェアに内蔵されている時計(年月日時分秒を計測する、一般の時計と同様の機能の回路)のこともクロックということがある。市販のパソコンではクロック信号の累積で計時しているために、一般の時計に比べて誤差が生じやすく、定期的に補正を行う必要がある。
関連項目
Category:電子工学 Category:デジタル回路 Category:信号処理 Category:コンピュータの仕組み
...






