スカーレットとは
スカーレット ( 英語 scarlet)は、 色名 の1つ。やや黄味の 赤 を表す。 エカルラート ( フランス語 )、 スカーレットレッド とも。
鮮やかな純色とされることが多いが、 JIS Z 8102:2001 では、ややくすんだ色とされている。
ペルシャ語 のが語源で、本来は 茜 染めの高級 織物 の意味である。しかし、 ヨーロッパ でスカーレットに使われたのは、動物( 昆虫 )性 染料 の ケルメス ( クリムゾン にも使われた)や コチニール ( カーマイン にも使われた)である。
伝統的に、 炎 の色とされる。また、 ストロンチウム の 輝線 スペクトル はスカーレットとされるが、波長640.8 nm 、650.4 nm、687.8 nm、707.0 nmからなる。
緋色
スカーレット と 緋色 (ひいろ)はしばしば同一視される。『 緋色の研究 』 A Study in Scarlet など、scarletが緋色と訳されることも多い。
緋色は茜の赤色 色素 プルプリン を高純度に 精製 した染料の色である。それに対し 茜色 は、茜を精製せずに使った染料の色で、緋色よりくすんだ赤である。
和訓 では「あか」「あけ」とも読み、茜の根の灰汁を原料として作られた。これに対して 紫草 を重ねて染めた 紫褐色 を深緋(黒緋)と呼ぶ。また、 平安時代 には茜に替わって 支子 の黄色と 蘇芳 の赤を混ぜて 明礬 を触媒として作った紅緋色を生み出すことも行われ、後にはこれを緋色と呼ぶようになった。日本では大和朝廷時代より緋が官人の服装の色として用いられ、 紫 に次ぐ高貴な色と位置づけられた。 養老律令 衣服令...






