スタイラスペンとは
スタイラス (stylus, pl. styli, styluses) は、先の尖った棒状の 筆記具 で、 インク などを使わずに、押し当てることで筆記する。
現在では、 携帯情報端末 などの タッチパネル 式の ポインティングデバイス を操作するものが知られるが、本来は、柔らかい素材に溝を彫ることで 文字 や 図画 を書いた。
ギリシャ語 で 柱 を意味する stulos が語源で、 エトルリア語 の stilus、 ラテン語 の ステュルス stylus を経て 英語 に入った。
文字を彫るスタイラス
この用途のものは 尖筆 と訳すこともある。材料は 金属 、 骨 、 象牙 、 アシ などがある。
古代ローマ 以降 ヨーロッパ で 蝋板 に字を刻むのに使われ、これが本来のスタイラスである。他に、古代 メソポタミア や クレタ では 粘土板 、 南アジア や 東南アジア では 貝葉 が使われた。 日本 にも、 角筆 と呼ばれる、 紙 などに字を刻む同様の筆記具があった。
謄写版 原紙(蝋原紙)に刻むものは、 鉄筆 と訳すことが多い。






