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セメント

セメントとは

セメント (Cement) とは、一般的には、 や液剤などにより 水和 重合 硬化 する 粉体 を指す。広義には、 アスファルト 樹脂 石膏 石灰 等や、これらを組み合わせた接着剤全般を指す。

本項では、 モルタル コンクリート として使用される、 ポルトランドセメント や混合セメントなどの水硬性セメント(狭義の「セメント」)について記述する。

歴史

セメントの利用は古く、 古代エジプト ピラミッド にもモルタルとして使用されたセメント(気硬性セメント)が残っている。 水酸化カルシウム ポゾラン を混合すると水硬性を有するようになることが発見されたのがいつごろなのかは不明だが、 古代ギリシア 古代ローマ の時代になると、 凝灰岩 の分解物を添加した水硬性セメントが水中工事や 道路 工事などに用いられるようになった。そういった時代には自然に産出するポゾラン(火山土や 軽石 )や人工ポゾラン(焼成した粘土、陶器片など)を使っていた。 ローマ パンテオン カラカラ浴場 など、現存する古代ローマの建物にもそのようなコンクリートが使われている。 ローマ水道 にも水硬性セメントが多用されている。ところが、中世になるとヨーロッパでは水硬性セメントによるコンクリートが使われなくなり、石壁や石柱の芯を埋めるのに弱いセメントが使われる程度になった。

現代的な水硬性セメントは、 産業革命 と共に開発され始めた。これには以下の3つの必要性が影響している。

  • 雨の多い季節に建物の表面仕上げをするのに水硬性の 漆喰 が必要とされた。
  • 海水にさらされるような築港工事などで水硬性の モルタル が必要とされた。
  • より強いコンクリートの開発。

産業革命時代に急成長を遂げた イギリス...

提供:wikipedia

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