ターザンとは
ターザン ( Tarzan )は、 米国 の 小説 家 エドガー・ライス・バローズ が創造した架空のキャラクター。小説 ターザン・シリーズ 、及び映画の主人公を務めるが、脇役として登場する事もある。
本項では、まず小説版について説明する。映画版については、 以降を参照。なお、日本語表記は ハヤカワ文庫特別版SF に準じる。
特徴
ターザンの特徴は、外見(外面)と内面の両方に渡る。外見の特徴としては、筋骨たくましい半裸の男性であり、怒ると額の古傷が赤く浮かび上がる点が挙げられる。また、ターザンは超人的な戦闘力を持っている( ナイフ と ロープ だけ、あるいはナイフだけで ライオン を倒す。素手で類人猿を殺したこともある)。
内面に関しては、彼は複数の言語(人外のものを含む)に通じており、野性と文明社会のそれぞれに惹かれつつも、そのどちらにも馴染みきれない、という部分を持っている。「イギリス貴族の息子にして野生児」という部分が、既に魅力と矛盾を秘めている。
なお、当初は彼と家族に成長(経年)が訪れていたが、孫息子の登場(第10巻)を境に、ターザンから経年(老化)の兆候が見られなくなり、不老長寿、あるいは 不老不死 の様相を示してくる(両親の船出が 1888年 5月、結婚がその3ヶ月前である事から、ターザンの生年は 1889年 、ないしは1888年である)。
2大シリーズとの対比
他のバローズの長期シリーズである 火星シリーズ (1912年~)、 ペルシダー・シリーズ (1914年~)の場合、主人公はその世界を紹介する側面がある。このため、ジョン・カーター(火星大元帥)、デヴィッド・イネス(ペルシダー皇帝)は、性格や思考は保守的(中立的)であり、物語の中では読者の分身として驚き役を示している 。これに対し、ターザンは彼自身が驚異として読者の前に登場する(ただし、シリーズ中期以降は「秘境もの」に転換し、読者の前には新たな世界が驚異として登場する)。
また、ヒロインとの関係も象徴的である。3大シリーズの場合、物語は初期において一度完結する(火星は3部作、本シリーズとペルシダーは2部作)。それぞれの第1巻では、ヒーローとヒロインは心を通わせるものの、何らかの要因で引き裂かれてしまう(火星の場合は事故、ペルシダーの場合は狡猾なライバルの邪悪な企み)。しかし、ターザンとジェーンは心を通わせあうものの、それぞれの思惑によって別れることになる(ジェーンには迷いがあり、ターザンは相手を愛するが故に別れを選ぶ)。この辺りにも、ターザンというキャラクター(物語)の持つ複雑さが表れている。
経歴・交友関係
能力
- 身体能力
- ジャングルに適応した超人的な体力・技術を有する。
- 言語...






