ターバンとは
ターバン ( 英語 :Turban, アラビア語 :عمامة `imāma)は伝統的に 中東 諸国および インド で用いられる頭に巻く帯状の 布 。 イスラーム では アッバース朝 期以降、 宗教 的敬虔さの 象徴 として扱われ、現代でも ウラマー や イスラーム復興 に親近感を持つ者が好んで用いる。またインドなどの シク教徒 も日常的に用いる。こうしたことからターバンは イスラーム や インド に対する外部からの イメージ の中で重要な位置を占めるが、現在では単に頭部の布巻きものという非常に広い意味を持っている。したがって必ずしもイスラームなどと結びつけられるものではなく(たとえば フェルメール の「真珠の耳飾の少女」の別名「青いターバンの少女」や、 黄巾の乱 の英語表現Yellow Turban Rebellionなど)、布を巻いた形状の 帽子 もターバンと呼ばれて売り出されている。
語源と形状・機能
ターバンという語は ペルシア語 دلبند Dulbandが トルコ語 Tülbentを経て 15世紀 末頃からヨーロッパ語で取り入れられたものである。ただしターバンを上記の定義のように捉える場合、ドゥルバンドはそのうちの一つに過ぎず、 イスラーム世界 におけるターバン、それもイメージされるような 男性 が用いるターバンを指す用語だけでも非常に多彩でありそれぞれ形状を異にする。アラビア語のイマーマが日本語のターバンの意味やイメージに近いが、それでも一対一対応する語ではない。
ターバンは通常、扁平で頭の形にそった丸い 帽子 をかぶり、そこに巻くもので、発汗の抑止や、布を巻くことで空気を含ませて頭部の暑さや寒さを抑える効果、あるいは 砂漠 地帯では砂よけの効果を持つ。同時に 装身具 としての視覚的意味合いがある(後述)。
イスラム世界におけるターバン
現在のターバンは扁平で頭の形にそった丸い 帽子...






