ダッチオーブンとは
ダッチオーブン ( 英語 :dutch oven) は、分厚い金属製の蓋つき 鍋 のうち、蓋に炭火を載せられるようにしたものの名称である。 アメリカ合衆国 の 西部開拓時代 などで使用されていたものが有名であるが、近年ではキャンプなどレジャーでの用途に使われることが多い。
概要
素材
鋳鉄 製のものが一般的だが、 アルミニウム 合金や鋼板製・ ステンレス のものもある。ロッジ社のものが特に有名であるが、それ以外にも ヤマゼン 、 キャプテン・スタッグ 、 ユニフレーム 、 SOTO 等様々なメーカーから多様な商品が販売されている。
使用法
アメリカ合衆国で伝統的に用いられている蓋は全体的に平らなデザインで、周囲に縁取りがあり蓋の上にも 炭 などの熱源を置くことができ、 オーブン と同じように上下から同時に加熱することができる。このようなデザインは、炭火を利用した ローストチキン や ピザ 、 パン などの調理に適している。また、蓋をフライパンのように用いることも不可能ではない。
オーストラリア ではキャンプオーブン(camp oven)、 フランス ではココット(cocotte)と呼ばれている。 南アフリカ共和国 のポティー(potjie)や バルカン半島 のサッチ(sač)もほぼ同じ構造である。これ以外にも日本の 南部鉄器 などダッチオーブンに似た鋳鉄製の深鍋は存在するが、殆どの場合これらの地域において、鋳鉄製の深鍋は煮込み料理にのみ用いられる。
ダッチオーブンと呼ばれるものは本来、蓋に置かれた炭火を利用したオーブンとしても使える点に特徴を持つ。この形状は北アメリカの、いわゆる「西部開拓」の時期には既に存在していたとされる。この点について詳しく解説すると、ダッチオーブンとはその名称の通り、オーブンとしても使用されるものなのであり、その形状はそのような使用法の為に進化してきたものなのである。オーブンとして使用しない鋳鉄製の深鍋であれば、世界各地に存在している。
なお、近年、日本国においては後述のスキレットやコンボクッカーのような製品も「ダッチオーブン」と呼ばれることがある。
種類
ダッチオーブンには用途に応じて以下のような種類がある。






