ダニとは
ダニ (壁蝨、蜱、蟎)とは、 節足動物門 鋏角亜門 クモ綱 ダニ目 に属する 動物 の総称である。世界で約2万種と言われている。比較的小型のものが多く、大きいものでも1cm程度。
非常に 多様性 に富み、様々な面で人間生活にも関わりがある。動物について吸血するものがイメージとして強いため、転じて人間社会の中で、他人の稼ぎを巻き上げて生活するものなどに「社会のダニ」というなどの使い方をすることがある。
名称
ダニを意味する 漢字 の内、 中国語 ではマダニ類を 蜱 、それ以外のケダニ類、コナダニ類などを 蟎 と区別し、総称として 蜱蟎 と呼ぶ。
ダニを意味する 日本語 の 方言 語彙には、 ごさらぎ ( 和歌山県 )、 さらげ ( 熊本県 )、 しだりめ ( 東京都 八丈島 )、 たにこ ( 京都府 )、 たのほじ ( 島根県 )、 たんじろう ( 新潟県 中魚沼郡 )、 だんにゃま ( 鹿児島県 )、 ふつみ ( 山口県 )、 やえ ( 山口県 )などがある。ちなみに、 愛知県 知多郡 では、 だに が ハエ の幼虫を意味した。
英語 では大型の吸血性のダニであるマダニ類を Tick 、それを含めてのダニを Mite という。日本語では「ダニ」という単語自体に一般的な不快感が強いが、牧畜の盛んな英語圏では一般的な不快感が強いのは牧場で人畜に大害を与える"Tick"であり、"Mite"にはそれほど一般の不快感は普遍的ではない。 マーク・トウェイン の小説、『 トム・ソーヤの冒険 』でも、主人公達が大型の赤い"Mite"(恐らく大型のケダニ類であろう)で学校の授業をサボって遊びに興じ、教師から叱責される様が活写されている。






