ドロップシッピングとは
ドロップシッピング ( Drop Shipping ) とは、 インターネット 上における商品の広告または販売の一形態で、商品等をウェブサイトの閲覧者が購入した場合に、商品の発送(場合によっては請求も含む)を、販売したウェブサイトの提供者や広告者ではなく、製造元や卸元が直接行う取引方法の名称である。
概要
ドロップシッピングとは、ネットショップで注文が入った時点で、それをメーカーや卸売り業者(以下、ベンダー)から直送させるネットショップの運営方法の一形態である。商品提供業者の卸値に自由に上乗せをして販売し、差額分がネットショップの利益となる。ネットショップは注文を受け次第、注文情報をベンダーに転送することで、商品の発送を代行してもらうことができる。在庫を持たずに、商品に触ることなくネットショップを開くことができる。
長所
- 仕入れる必要がなくなるので、ネットショップを始める上でのリスクが少なくなる
- 梱包、発送などの受注後の業務を行う必要がないため、サイト作成とサイトのマーケティング活動に専念することができる
- 自分で価格を設定することができるため、プロモーション手法に応じた価格設定をすることができる
- 豊富な商品が取り揃えられているので、選択肢が多い
- サービスプロバイダを探すと 楽天 や Yahoo!ショッピング で売れ筋の商品も複数見つかる
- 問い合わせ、クレーム、返品対応などをサービスプロバイダが行ってくれることもある
- 特定商取引法 の表記はサービスプロバイダの記載でもよいことがあり、その場合は個人情報を掲載する必要がない
短所
- 通常の小売と違って、仕入れを行わないため利益率が低くなる
- 個人情報を持つことができないことが多く、個人情報を持てないとリピーターの囲い込みができない
- 手元に商品がない状態で売るため、商品のことがよくわからない
- 配送はベンダー、サービスプロバイダ任せなので、リードタイムの管理がしづらい
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- サービスプロバイダから仕入れ値で安く購入でき、またシッピングサイトを自分で簡単に作れると知ったサイト閲覧者の多くはそのサイトでは購入しなくなるので、リピーターを確保するのは困難である。
問題
2009年に入り、「在庫を持たずに簡単に儲かる」などとの触れ込みで一般人をユーザに勧誘し、初期費用等の名目でユーザから金銭(1ユーザにつき数十~数百万円程度)を徴収する業者が複数現れている。中には初期費用を払ってサイトを開設したにも関わらず、商品の注文があっても「在庫がない」などとして商品を発送しない業者もおり、実際にはユーザ側は当初の触れ込みどおりに儲かることが非常に少ないため、いわゆる「 内職商法 」などと同じ 悪徳商法 の一つではないかとして、マスメディアでも問題点が取り上げられ始めている。また 国民生活センター 等への相談も急増しており、一部では集団訴訟に発展するケースも見られる。






