ピクニックとは
ピクニック (Picnic)は、屋外に出て野山や海岸などの 自然 豊かな場所に出かけていき、楽しむこと。戸外での 食事 が含まれる傾向がみられる。
日本語の古語では 野掛け という。
概要
人間 は、 建物 を作り、この中で 生活 の様々な用を済ませる。しかしピクニックでは、こういった建物から出て、戸外で日常的な活動を行うもので、この方向性には本格的な 野外生活 が存在するが、ピクニックではそこまで生活の長い時間を戸外で過ごすことは前提とせず、食事とそのあとの軽い行楽のみを目的とする。
食事では、主に 弁当 ・ サンドイッチ ・ 果物 などの運搬性の良い食べ物を持って行き、自然に親しみながら 遊ぶ 。これらの遊びは スポーツ などの本格的なものではなく、軽く体を動かす程度( 散歩 を含む)で、これは専ら「食後の軽い運動」程度にとどめられる。
似たような行楽には ハイキング があるが、こちらは「てくてく歩く」という意味あいがあり、行楽地まで 徒歩 で移動することのほうに主体がある。ピクニックではその 移動 の過程は重要視されず、より純粋に戸外で食事や行楽をすることに重点が置かれている。
時代的遷移
ピクニックという風習は、 ヨーロッパ 貴族の 狩猟 遊びで栄えた。その当時は配膳などに使用人を配するなど、戸外で食事をすることを贅をこらして楽しむ傾向が見られたが、これは後に大衆化(→ 大衆文化 )する過程で簡略化され、 家族 や カップル ないし遊び仲間など少人数で楽しむ際に、 食器 を使わないでも食べられる簡便な、それでいて「食べる」という 娯楽性 を付与した食事が供される。
日本では 公共交通機関 の発展や 大衆車 の普及( モータリゼーション )にも伴い、気軽に自然環境の豊富な郊外に出かけることが可能となり、ハイキングよりも気軽な戸外での レクリエーション として好まれていった。米国でも、 自動車 の普及はピクニックを楽しむ大衆にとって切り離せない要素となっている様子が見いだせる。いわゆる ミニバン など ファミリーカー...






