レントゲンとは
X線撮影 (エックスせんさつえい)は、 エックス線 を目的の物質に照射し、透過したエックス線を 写真乾板 ・ 写真フィルム ・ イメージングプレート などの検出器で可視化することで、内部の様子を知る画像検査法の一種である。
医療の他、空港の手荷物検査などの 非破壊検査 に利用されている。X線の発見者である ヴィルヘルム・レントゲン に因み、 レントゲン撮影 または単に レントゲン とも呼ぶ。医療従事者は を略して X-P ともいう。
原理
最も一般的に知られているX線撮影では、X線照射装置とフィルムの間に体を置き、焼き付けて画像化する。X線は感光板を黒く変色させるため、体がX線を通過させた部分では黒く写り、体がX線を阻止した場合には、その部分が白く写る。通常の診療では、前者の黒く写った部分を「明るい」、後者の白い部分を「暗い」と表現するが、これはすなわち、肺炎や腫瘍などでは、X線透過度が低くなってフィルムに白い影を落とすところからきた表現である。X線の透過度が高い組織としては 皮膚 や空気( 肺 )、筋肉などがある。逆にX線の透過度が低いものとしては 骨 や、組織をより明瞭に描き出すために入れる 造影剤 がある。
感光剤を塗りつけたフィルムの代わりにIP(イメージングプレート)を使う、CR(コンピューテッドラジオグラフィー)が今は主流である。またフィルムレスのX線写真も、大病院をはじめ普及しつつある。 コンピュータX線撮影 の項も参照。
医療分野での利用
レントゲン がX線を発見して以来、医療分野では、主に骨や肺の病変を描き出す画像診断として積極的に利用されてきた。主な利用法として以下のようなものがある。






