医学とは
医学 (いがく)とは、生体の構造や生理機能についての探求や、 疾病 の性状、原因について調査し、その 診断 、 治療 、 検査 、 予防 等についての研究診療を行う 学問 。
概説
まず世界全体の医学を概観すると、世界各国には様々な医学があり。
「構造物」か、「機能」か
からだを見る観点には、「関連する一連の 構造物 」と見なす観点と、「相互に依存しあう一連の 機能 」と見なす観点があるが、その違いは 西洋医学 と 東洋医学 を対比してみるとよくわかる。 中国の医学 は、(かつて死体解剖が禁忌であったなどの文化的理由により)、人体内部の構造に関しては詳細な知識なしに発展したのだが、そのかわりに(そのおかげで)、からだの諸 機能 同士の関係を明らかにしてきたのである。中医学の医師は、あまり身体の防衛機能( 自然治癒力 、 免疫 )と、個々の内臓器官とを関連づけて解剖学的に説明しようとはしない。だが、解剖学的な知識をもたなくても、(あるいはむしろそのほうが)患者の健康を増進させることはできたのである。
それに対して西洋医学の医師たちは、扁桃、アデノイド、虫垂、胸腺、脾臓などの構造物が体内にあることは一応知ってはいたが、その機能のことは最近まで全然理解していなかった。20世紀になっても、まだ最近まで、西洋医学の医師らは、 扁桃 、 アデノイド 、 リンパ節 、 虫垂 、 胸腺 、 脾臓 などの、(現在では非常に重要だと判明している)免疫器官の大半に、こともあろうに「機能が無い」「退化したもの」「瑣末(さまつ)」などといった、とんでもなく誤った レッテル を貼ってしまうという過ちを続けてきた。
1950年代には、一流病院の西洋医学の医師らが、ひどいことに、 X線 で 子供 たちの大切な 胸腺 を損傷・破壊していた。本当は、子供というのは、活発に免疫系を発達させる時期にあたり、リンパ球に抗原を認識させる際などに胸腺が重要なはたらきをしており、そのため子供の胸腺は、どんな子供でも、もともと肥大しているものなのである。それは通常の生理現象なのである。ところが、西洋医学の医師らは、どんな子供にもある胸腺肥大という生理現象を、愚かにもそして傲慢にも、「病気」と考えてしまい、大切な胸腺をX線で破壊・退縮させてしまい、そうした自らの加害行為を「治療」と呼んでいたのである。1950年代の西洋医学の医師たちは、胸腺の 機能 を理解しておらず、それを「役立たずの器官」などと誤って見なし、幼児期における肥大を「なんらかの病気の兆候に違いない」などと誤って判断し、加害していたのである。
1960年代の後半でさえ、西洋医学の医学校では(例えばハーバード大学医学校などでも) 外科医 たちが、 扁桃炎 を起こす子供の、大切な 扁桃 や アデノイド を摘出してしまうという誤った行為を日常的に繰り返していた。...






