小樽とは
小樽市 (おたるし)は、 北海道 後志支庁 北部に位置する市。 石狩湾 に面し、古くから港湾都市として発展した。歴史的建造物が数多く、日本有数の観光都市としても人気が高い。札幌市からJR快速列車で30分前後であることから、隣接する 札幌市 の ベッドタウン としての役割も持つ。
後志支庁管内では唯一の市であり最も多くの人口を抱えるが、支庁は内陸の 倶知安町 に置かれている。 保健所政令市 の一つ。最盛期の1960年代には人口は20万人前後だったが、以降人口は減少傾向にある。
地理
後志支庁北部、 日本海 側沿岸に位置する港町である。かつては町の中に運河が引き込まれた運河の町でもあり、今もその一部が保存されている。市域の南部は山地で、標高は高くないがところどころで海岸まで険しく迫る。市街が傾斜地まで展開しており、「坂の街」と呼ばれ、坂の代表的なものに船見坂(ふなみざか)や地獄坂がある。沿岸部を 函館本線 が走る。
- 山岳: 朝里岳(1280.8m)、和宇尻山(856m)、於古発山(708m)、天狗岳(683m)、毛無山(市の南西境、650.4m)、天狗山(市の東部、536.7m)、毛無山(市街の南方、548.4m)、天狗山 (市街の南西方、532.5m)、石倉山(500.9m)
- 河川: 星置川 、 キライチ川 、 銭函川 、張碓川、朝里川、 勝納川 、塩谷川、於古発川(妙見川)、入船川(コンクリ河川化)
- 湖沼: オタルナイ湖(朝里ダム)
歴史
「おたる」の地名は アイヌ語 の「オタ・オル・ナイ」(砂浜の中の川)に由来する。しかしこれは現在の小樽市中心部を指したものではなく、現在の小樽市と札幌市の境界を流れる 星置川 の下流、小樽内川(現在の札幌市南区にある 小樽内川 とは別)を示していた。河口に 松前藩 によってオタルナイ場所が開かれたが、冬季に季節風をまともに受ける地勢ゆえに不便な点が多かっため、風を避けられ、船の係留に適当な西方のクッタルウシ( イタドリ が生えるところ)に移転した。しかしオタルナイ場所の呼称は引き続き用いられ、クッタルウシと呼ばれていた現在の小樽市中心部が、オタルナイ(小樽内、尾樽内、穂足内)と地名を変えることになる。現在の小樽市域にはこの他、於古発(オコバチ)川以西のタカシマ場所、塩谷以西のヲショロ場所も開かれていた。これら三場所は、後にそれぞれ 小樽郡 、 高島郡 、 忍路郡 となっている。また、これら三場所と 渡島国 や道外の間には 北前船 の航路も開かれていた。...






