待ち伏せとは
待ち伏せ (まちぶせ、 Ambush )は、 戦闘 や 狩猟 での 戦術 行動の一種であり、予め交戦地域やキルゾーンを設定して部隊(人員)を適所に配置し、敵や獲物に発見されることなく偽装して目標の観察をし、適時において 奇襲 を加えるという攻撃である。 軍隊 や 特殊部隊 などの多くの軍事組織や、狩猟活動で使用され、現代戦術論の基本的な攻撃の一種であり、「伏撃」と呼ばれている。また、人間以外の動物が捕食時に獲物を襲うのに使う同様の行動に対してもこの語をあてる。
軍事における待ち伏せ
待ち伏せは多くの場合、陸上などで活動する陸軍によって使用される。待ち伏せさせる集団のことを 伏兵 という。
技法
軍などの軍事組織の中で待ち伏せの技法を学ぶことも少なくはない。また、敵が待ち伏せしているのを想定して、すばやく待ち伏せしている敵を見つけ出すものや、待ち伏せしている敵に射撃されないような歩行法などのテクニックも数多くあり、これも多くの軍事組織で学ぶことがある。
技法としては、敵に発見されにくいように服を周りの景色と同系の色にしたり、顔や手、武器に絵具を塗るなどの 迷彩 のほか、敵戦力を集中的に攻撃する、相手に反撃や回避行動ができる余裕を与えないなどのものがあげられる。また、敵が車両などで来ることも想定し、敵に対処した攻撃技法も大切である。
大規模な待ち伏せ
大規模な待ち伏せは、攻撃戦より守備戦に多く見られる。また、守備攻撃問わず、奇襲戦も状況においては完全な待ち伏せとなりうる。古代では 第二次ポエニ戦争 における カルタゴ の ハンニバル 将軍が指揮した
がある。古今東西待ち伏せの成功例の代表として知られる。
第二次世界大戦 後半には、 日本軍 守備隊などが数多くの大規模な守備戦を行っている。これらも、周到な 陣地 構築、周到な作戦、打ち合わせによって行われているため待ち伏せの一種である。著名なものとして
などがあげられる。
航空戦術 においても、 レーダー などを使って敵機の予想針路上で上空待機させるなどの待ち伏せを行うことがある( マリアナ沖海戦 など)。






