散策とは
散歩 (さんぽ)とは、気分転換や 健康 のため、特に目的地を設けずに 歩く 行為である。 散策 (さんさく)ともいう。
概要
散歩は、 娯楽 として、あるいは健康増進に歩く行為全般を指す言葉である。より明確な目的意識を持って歩く行為には、 ハイキング といった行楽の様式があり、さらには 登山 もその一環である。その一方で健康増進のための歩行としては ウォーキング がある。これらに対して散歩は気軽に住居の周辺地域を歩くことを言う。
人間 のほかに、 ペット ないし コンパニオンアニマル としての イヌ は日に一回程度は人間に連れられて歩く行為を好む傾向がある。ただし、イギリスやドイツなどの動物福祉の発達した国では、1日2回365日、犬は散歩させることが当然となっている。また ネコ でも戸外に自由に出歩ける形態で飼われているものは、やはり特に目的らしい目的も無く戸外を歩き回る様が見られる。ただしこちらは 縄張り の巡回といった 習性 に基くものであるともみなされる。縄張りの巡回は 野生動物 にも見られる行動様式であるが、野生動物の場合は巡回による食糧確保のための活動であるとも考えられる。
人間の場合は、歩く行為そのものや、また移動する事で見聞きすること、あるいは出歩く事で他人と コミュニケーション の場に行くなど、様々な動機付けがみられ、散歩に行く理由は、人によって、あるいは状態・状況によって千差万別である。また、歩きながら話をしたりものを考えたりすることは特に有効との考えがある。 アリストテレス は弟子たちと歩きながら語らうことから逍遙学派と呼ばれた。
ただし 認知症 などにより当人が自分の行動を把握しきれないで出歩いてしまう 徘徊 は、当人はともかく周囲からは散歩としては認められない。
人と散歩
乳幼児 では、自分で歩く事がまだできない場合、 ベビーカー に乗せられるなどして戸外を移動する事もあるが、これも散歩の一種である。この乳幼児の散歩では、戸外に出る事で 太陽光線 を浴びる(→ 日光浴 )。この日照は ビタミンD の生成を促し、乳児の成長に欠かせないと考えられており、ベビーカーでの散歩が行われている。また戸外に出る事で音や光といった様々な刺激をうけ、精神的な成長に好作用があると考える者もいる。ただし過度の日照は有害であるし、また騒音や事故の危険もあるため、一般にこの乳幼児の散歩は定期的に短時間、保護者の気晴らしを兼ねて行われる。
自分で出歩ける 児童 にとっても、歩くという刺激は体の健全な成長に欠かせないと考えられており、児童にも散歩は健康維持に有効であるといえよう。ただ児童の場合は戸外での 遊び...






