栄養とは
栄養 (えいよう)とは、 生物 が自らの体を構成して生命活動を営み 健康 を維持・増進するために、必要な 物質 を外界から摂取して利用する 現象 である。このとき外界から取り入れる物質が 栄養素 である。栄養素は一般的には 食品 から摂取する。食品や 食事 の面から栄養を研究する 学問 が 栄養学 である。
以前の表記は「 営養 」とされることも多かった。 1918年 ごろ、 栄養学 の創始者である 佐伯矩 により「栄養」に統一するように提言された。「営」は営むだけれど、「栄」は栄えるであり健康を増進する意味合いがある。 佐伯矩 が少年時代育った 愛媛県 伊予郡郡中町(現 伊予市 )の「栄養寺」には 佐伯矩 博士の「栄養」の書と「栄養」顕彰碑が建立されている。
中国の 648年 ごろの『 晋書 』では、栄養は衣食住の意味で使われていた。
もとは栄養素に富んだ状態を「滋養がある」と表現していたが、戦後の漢字制限によってこの語を学校教育で学ぶ機会がなくなり、代わりに「栄養がある」という表現が一般化した。
医学・解剖学用語として
医学や解剖学において栄養とは、ある 血管 (特に 動脈 )が、特定の 器官 に 酸素 や栄養を供給することとして用いられる。「 後大脳動脈 は、 大脳 の後頭葉と側頭葉を栄養する」とサ変動詞に用いたり、「 肺 の栄養血管は 肺動脈 ではなく 気管支動脈 である」などというような使い方をする。この場合の栄養にあたる英語はsupplyである。
脚注






