梅酒とは
梅酒 (うめしゅ、うめざけ、ばいしゅ)は、一般的に6月頃に収穫される青 梅 を、主に 蒸留酒 ( ホワイトリカー 、 焼酎 が一般的)に漬け込むことで作られる 混成酒 である。 梅焼酎 (うめじょうちゅう)とも言われる。
概要
喉の渇きを癒し、 家庭でも簡単に作れることから、古来より民間で健康に良い酒として親しまれ、近年では 食前酒 としても飲まれている。
製造法
酒に砂糖を加えたものに、梅の実を漬けて冷所保存する事で作られる。
一般的な割合は、梅の実1 kg に対して 砂糖 0.4〜1kg、酒1.8 l である。梅の実の茎を竹串などで取り除き、傷のある実があれば除く。よく洗ったのち念入りに拭いて水分を取り、1時間ほど天日で干す(時々ひっくり返し完全に乾燥させる)。梅と砂糖を交互にビンに詰める。この際、梅が浮いてこないよう砂糖を一番上にする事が多い。これにゆっくりと酒を注いで密栓し、冷暗所で保存する。
梅酒に使われる梅には、最高級梅とされる 南高梅 の他、古城、白加賀、鶯宿、豊後、竜峽小梅、林州、玉英、梅郷など、果肉が厚く種の小さい酸味高い品種が用いられる。黄色く色づき熟した物ではなく、青梅が良いとされるが、熟した梅を使用しても独特の香りが得られる。
砂糖は一般的に 氷砂糖 が使用されるが、 蜂蜜 、 黒糖 、 果糖 なども使用される。溶解が比較的おだやかな糖類の方が好ましい。その理由については、糖が溶け出す前に 浸透圧 差によって酒を吸った梅から、糖が溶けた後に浸透圧が高まった酒にその成分を放出するためと説明されている。梅が酒を吸う前に急速に糖が溶解すると、浸透圧が釣り合ってしまって梅に含まれる成分は放出されない。実際、酒だけ入れておいて置くと、梅の香りがするだけの酒が出来上がってしまう。
酒はホワイトリカー( 甲類焼酎 )、 ブランデー を用いるのが一般である。 ジン 、 ウォッカ 、 ラム酒 、 本格焼酎 、 泡盛 などの 蒸留酒 や、 日本酒 、 ワイン などの 醸造酒 、 みりん などが用いられる場合もある。ただし旨味を出すには長期の熟成が必要となるため、 アルコール度数...






