模型とは
模型 (もけい)とは、「何か」を模倣し、具象化したもの。一般的には三次元の造形物を指すが、 コンピュータ を用いて作成した 三次元 データ を指す場合もある。
また、 自然科学 の分野では「 原子模型 」や「 標準模型 」等のように自然界の構造を模式化し、説明するための"model"の訳語として「模型」が使用される場合がある。これに関しては モデル (自然科学) を参照のこと。
広義の模型
模型が具象化する(=形あるものにする)「何か」は具体的なものから抽象的なものまで非常に広範囲に渡る。その「何か」の表現力が非常に優れていて他人の感情に訴えかけるものが出来た場合は芸術品に分類されることもある。芸術品の多くは大量生産されないことが前提であるが、 ポップアート と呼ばれる近代芸術の発展にともないその境界は曖昧になりつつある。 彫刻 や 彫塑 が模型と呼ばれないのはその製作技法や製作過程の違いと伝統的な分類による面もあるが、最も大きい理由はこれらを作る目的がモデルとするものに似せることではなく、自らの芸術性の発露としてのオリジナルの作品を作ることにあるためである。模型をつくる目的には大きく分けて3つある。第1は模型を作ることで模したものの存在や構造、あり方、概念などを理解しやすくするためである。この目的でつくられたものは内部構造や動作の再現も求められ、正確な複製が必要とされる。第2に模したものを所有することによって何かの代償とするためである。この目的でつくられたものには正確さと同時に外観の美しさや価格が重要となる。第3は現実にあるものを模してその代用としたり、これから作ろうとするものの形状や機能などを事前に確認するためである。
学術的な模型
主に理解のための模型であり、教育・研究の現場や、博物館の展示などで作成・使用される場合が多い。
- 巨大なものを模することでその理解や把握を容易にするもの。「 太陽系 の模型」「 地球儀 」「 ジオラマ (=町並みや 地形 の模型)」
- 小さなものを模することでその理解や把握を容易にするもの。「 DNA 模型」「 分子模型 」
- 抽象的な概念を立体化してその理解や把握を容易にするもの。「 色立体 」「 重力平面 のモデル」
- 現存していないものや目に見えないものを模することでその理解や研究等に活用するもの。「 恐竜 の復元模型」「医療用の 人体模型 」「過去の町並みや生活様式などの復元模型」
- 同じものを同じ素材、同じ技法で作ることでそのものの理解や技術研究に活用するもの。「 土器 ・ 石器 の復元模型」「ミニ SL 」 ...






