歯ブラシとは
歯ブラシ (は-)は、 歯磨き もしくは入れ歯磨きに使用する小型 ブラシ である。
柄の先に数十本ごとに束ねられた 繊維 が複数植えつけられていて、それにより汚れを落とす。通常、そこに 歯磨き粉 を付けて磨くことが多いが、 塩 などを使う場合もある。長く使っていると繊維が曲がってくる。( 歯磨剤 の付けすぎその他の原因で 力 を入れなくてもすぐ曲がってくることがある。)繊維を加工したり毛先を0.02mmに 加工 するなどし歯と歯の間や奥歯の汚れを綺麗に取る為のものや、 歯茎 を刺激するものなど多機能化が行われている。スイッチを入れると モーター により動作する「 電動歯ブラシ 」もある。
歯磨きに使用出来なくなると、身の回りの細かい所などの掃除に使用する場合もある。
家庭用品品質表示法 の対象品目になっており、柄の材質、毛の材質、毛のかたさ、耐熱温度、表示者名の表示がされる。また 日本工業規格 (JIS S3016) において規定がある。
歴史
古来は歯を磨くには楊枝を使った。これは 爪楊枝 ではなく房楊枝と呼ばれるもので、細い木の枝をブラシのように一方の端を噛み砕いて使用した。楊枝で歯を磨く習慣がいつから始まったかは不明だが、仏典に 釈迦 が楊枝を使って地に投げたところたちまち根づいて大木となった話があり、当時既に楊枝が使用されていたことが伺われる。日本でも歯ブラシが一般化するまでは房楊枝が一般的に歯磨きに使用されていた。
アメリカ歯科医師会 によると、 1498年 に 中国 の 皇帝 が豚毛を骨の柄に植えつけたものを歯磨きに使用したものが、最初の歯ブラシであるとしている。しかし1223年に禅僧の 道元 が留学先の 宋 における「馬の尾を寸餘にきりたるを牛の角のおほきさ三分ばかりにて方につくりたるがながさ六七寸なる、そのはし二寸ばかりにうまのたちがみのごとくにうゑて、これをもちて牙歯をあらふ」習慣を記述しており、実際の歴史はさらに古いものと思われる。17世紀ごろから ヨーロッパ でも使用されるようになるが、19世紀に大量生産されるようになるまで一般的ではなかった。 1903年 (大正3年)に小林富次郎商店(現在の ライオン )が「萬歳歯刷子」を発売。 1938年 2月24日 には デュポン社 が ナイロン 製の歯ブラシを初めて売り出した。






