法律事務所とは
法律事務所 (ほうりつじむしょ、 law firm )は、通常は、1人または複数の 弁護士 から構成される 法律事務 を業として行うための事業体を指し、また、法令用語としては、「弁護士の事務所」( 弁護士法 第20条1項。ここでいう「弁護士」とは日本法上の弁護士を指す。)をいい、事業を行う場そのものを指す。以下、便宜のため、前者の意味では弁護士事務所の語を用い、後者の意味では法律事務所の語を用いる。
概要
多くの弁護士は、所属する弁護士事務所において法律事務を遂行する。その他には、官公庁や企業の内部において法律事務を遂行する場合( インハウスロイヤー )がある。弁護士事務所の規模は様々であり、1人の弁護士からのみ構成されることもあれば(ただし、弁護士とは別に事務員もいるのが通常である。)、世界各国に事務所を有し、さまざまな 法域 の数千人の弁護士を抱えるような規模のものまである。大規模な法律事務所は「ロー・ファーム」と呼ばれることもある。また、自宅において法律事務を遂行する弁護士は、「宅弁」と呼ばれる。
法的形態
企業形態としての分類
個人事業
1人の弁護士が経営する法人格のない弁護士事務所(雇用される弁護士がいる場合もあればいない場合もある。)は非常に多く、弁護士事務所の数としても多い。
無限責任の 組合
出資者たる弁護士が複数である場合には非常に多く見られる。日本法では 民法 上の 組合 であり、英米法では ジェネラル・パートナーシップ である。
有限責任の 組合
英米法では リミテッド・ライアビリティー・パートナーシップ である。 英国 や 米国 の弁護士事務所にはこの形態を採用するものが多い。日本には、これに相当する企業形態として 有限責任事業組合 があるが、現行法においては日本の弁護士事務所がこの形態を採用することは許されない。
無限責任の 法人
日本法では 弁護士法人 である。
有限責任の 法人
英米法の LLC...






