玄米とは
玄米 (げんまい)とは、 稲 の 果実 である 籾 (もみ)から 籾殻 (もみがら)を除去した状態で、また 精白 されていない状態の 米 である。自然乾燥の場合、籾殻がなくとも、 種子 としての機能を失っておらず、 播種 (はしゅ)すれば 芽 が出るが、市販のほとんどの玄米は加熱乾燥されているので、死んでいて発芽しない可能性がある。
精白 とは、玄米から 糠 (ぬか)を取り除き 白米 にすることである。玄米は、白米より ビタミン ・ ミネラル ・ 食物繊維 を豊富に含むため、 健康食品 として用いられている。
概要
玄米の「玄」は、「くらい」または「色が濃い」という意味で、白米に対して色のついたお米という意味である。ベージュ色または淡褐色である。
普通の 炊飯器 で炊くと、 消化 が悪く、食感も悪くてぼそぼそになる。日本では、玄米は精白によって白米と米糠に分けてそれぞれ販売され、米穀店の店頭に玄米が置かれることはまれだった。飽食の時代を経て、健康食として愛好者が徐々に増え、味も好まれるようになってきた。健康のためでなく味で玄米食をしている人も多い。玄米の炊飯に対応した炊飯器も市販されている。
「 農薬 ・ 除草剤 が糠の部分に残留する可能性が白米よりも高い」、「 有機栽培 や無農薬・低農薬の玄米の方が慣行栽培のものに比べ安全」との説があるが、 残留農薬 検査は玄米を対象として行われており、また農薬の残留は、通常定められた使用方法を遵守する限り問題とされない。また、米糠の 繊維 は ダイオキシン類 の排泄作用が強いため、 カネミ油症事件 でも有効な治療法の一つとして考えられている。
容量と質量
生玄米1合約180ml → 約156g
栄養
糠 の部分に キレート 作用が強い フィチン酸 を多く含む。フィチン酸は ミネラル と結合してフィチン酸塩になる。研究ではミネラルが著しく少ない食事においてフィチン酸が大量の場合にミネラルの吸収を阻害するが、通常の食事では問題がない。 この作用は必須ミネラルの摂取量が著しく低い 開発途上国...






