現金とは
現金 (げんきん) とは、一般には 現金通貨 のことを指す。現金通貨とは強制通用力を有する 貨幣 のことで、現在の 日本 を例に挙げれば 日本銀行券 と政府発行の補助貨幣がそれにあたる。
「現金」という言葉が用いられる場面には以下のようなものがある。
- 「預金通貨」に対して、現に貨幣として存在している 通貨 を指す場合
- 振り込みや クレジットカード などによる「預金決済」に対して、現に貨幣を用いて行う決済を指す場合
- 「 預金 」「 有価証券 」「 固定資産 」などに対して、現に貨幣として保有している資産を指す場合
一般的には キャッシュ 、 (お)金 とも呼ばれる。
特徴
- 資産として
- 資産形態としての長所は、決済用 預金 でない預貯金( 定期預金 など)に比べて破綻の恐れがない(当座預金などの決済用預金であれば、破綻しても全額保護される)、 株式 や 債券 、 不動産 などに比べて額面下落の恐れがないなどである。
- 短所としては、 盗難 や焼失の恐れがある、 インフレ 時に価値が下落する、 外貨 では 為替相場 によって自国通貨との為替レート(価値の換算額)が変動する、などが挙げられる。
- 決済手段として
- 決済 (価値の受け渡し)の手段としての現金は、長所として設備や信用が不要、短所として運搬中や保管中の盗難や紛失などの恐れが挙げられる。
- 遠隔地への送金には向いていないことから 銀行 振り込み、 クレジットカード などが使用されるほか、財布を持ち歩いたら小銭( 硬貨 )をやりとりする不便さを解消するために プリペイドカード や 電子マネー ( 非接触型IC )などが使用される。
- 企業など多額の決済を行う場合には、通常は銀行振り込みや小切手、 約束手形 などの手段を用い、現金そのものを動かすことは少ない。






