矯正視力とは
視力 (しりょく)とは、 目 で物体を識別できる能力のことである。屈折異常、調節異常で視力が低下した場合は、屈折矯正を行うことで視力を良くすることが可能である。しかし、疾患により視力が低下した場合には、その要因を取り除かない限り視力を良くすることはできない。なお、似たような言葉の「 眼力 」や「 目力 」は別物である。
運転・操縦などを行う 資格 を取得する際には、視力についての基準が定められている。
視力の分類
静止視力
目および対象物が静止している場合の視力を「静止視力」と呼ぶ。
動体視力
動いている物体を視線を外さずに持続して識別する能力を「動体視力」と呼ぶ。動体視力には横方向の動きを識別するDVA動体視力と、前後方向の動きを識別するKVA動体視力がある。 球技 に関する能力の多くは動体視力と密接な関係があると言われ、訓練により動体視力は向上する。動体視力と静止視力は全く別のものと考えられており、静止視力が高くても動体視力が高いとは限らない。
動体視力は年齢とともに低下するため、75歳以上の運転者が 運転免許 を更新する場合に義務付けられる高齢者講習では、運転適性検査の一つとして動体視力検査が行われている。
深視力
運転免許 の試験及び更新での視力検査で行なわれることもある「深視力」とは、遠近感や立体感を正しく把握する能力のことである。 中型自動車 (旧普通免許から移行した8t限定付を除く)、 大型自動車 、 牽引自動車 、 第二種運転免許 では行うことが義務付けられている。三桿法の奥行き知覚検査機にて、3本の黒く細い棒が並んでおり、その中央の棒が往復的に動いており、それを2.5m離れたところで正面から見たときに、並んだと感じた地点でボタンを押し、その時の誤差が3回測定して平均2センチ以下でないとならない。乱視・弱視など障害のある場合、左右の度数差が大きい場合は難しいが、先天的に神経が鈍い場合は目の異常が無くても困難であり、10人中7~8人はこの検査に合格出来ないという非常に難しい検査である。
中心視力・中心外視力
視力は網膜黄斑部中心窩で見た場合に最良となるため、その場合の視力を中心視力、その周辺で見た場合の視力を中心外視力と呼ぶ。
裸眼視力・矯正視力
視力矯正を行う器具を使用しない場合における視力を裸眼視力、 眼鏡 ・ コンタクトレンズ で矯正を行っている場合における視力を矯正視力とする。裸眼視力と矯正視力を併記する場合は、矯正視力を括弧で括って表記する。補正視力と呼ばれることもある。
一般に視力と言った場合には矯正視力を指すが、 プロ野球 の 審判 など、裸眼視力がある基準に達していないと就く事ができない職業もある。...






