糖尿病とは
糖尿病 (とうにょうびょう、Diabetes Mellitus: DM)は、 血糖値 (血液中の ブドウ糖 濃度)が病的に高い状態をさす病名である。ひとことに血糖値が高いと言っても、無症状の状態から、著しいのどの渇き・大量の尿を排泄する状態、さらには意識障害、昏睡に至るまで様々であるが、これらをすべてまとめて、 血糖値 や ヘモグロビンA1c 値が一定の基準を越えている場合を糖尿病という。糖尿病は高血糖そのものによる症状を起こすこともあるほか、長期的に目、腎臓を含む体中の様々な臓器に重大な傷害を及ぼす可能性があり、糖尿病治療の主な目的はそれら 合併症 を防ぐことにある。
なお、 腎臓 での再吸収障害のため尿糖の出る 腎性糖尿 は別の疾患である。
概要
血液 中の ブドウ糖 濃度( 血糖値 、血糖)は、様々なホルモン( インスリン 、 グルカゴン 、 コルチゾール など)の働きによって正常では常に一定範囲内に調節されている。 いろいろな理由によってこの調節機構が破綻すると、血液中の糖分が異常に増加し、糖尿病になる。糖尿病は大きく1型と2型にわけられるが、これはこの調節機構の破綻の様式の違いを表している。 1型糖尿病 では 膵臓 のβ細胞が何らかの理由によって破壊されることで、血糖値を調節するホルモンの一つである インスリン が枯渇してしまい、高血糖、糖尿病へと至る。一方 2型糖尿病 では、血中に インスリン...






