紅茶とは
紅茶 (こうちゃ、 black tea )とは、摘み取った 茶 の葉と芽を乾燥させ、もみ込んで完全 発酵 させた茶葉。もしくはそれをポットに入れ、沸騰した湯をその上に注いで抽出した 飲料 のこと。なお、ここでいう発酵とは 微生物 による発酵ではなく、茶の葉に最初から含まれている酸化 酵素 による酸化発酵である。
ヨーロッパで多く飲用されなおかつ世界で最も紅茶を飲むのは イギリス 人で、朝昼晩の食事だけでなく、起床時、午前午後の休憩にもお茶を楽しむ。このため、 茶器 、 洋菓子 なども発達し、洗練された。なお紅茶の文化は 18世紀 に アイルランド に伝わり、2008年現在国民一人当たりの消費量ではアイルランドがイギリスを抜いて世界一となっている。
紅茶の語源はその抽出液の 水色 (すいしょく)から、また、 英語 の black tea はその茶葉の色に由来する。茶およびteaの語源は 茶 の項参照。
紅茶の種類
品種の詳細は チャノキ を参照。 日本国内の栽培品種は下記の日本の項参照。
紅茶は伝統的に 中国 で栽培されていた低木の茶樹(中国種)の葉から作られていたが、 1823年 に インド の アッサム 地方で高木の別種の茶樹(アッサム種)が発見され、以後 インド や スリランカ などでは後者の栽培が盛んになった。ただし、 ダージリン 等中国種の栽培も各地で行われており、また両者の交配も進んでいるため、産地のみでいずれの種類かを特定することはできない。なお「クローナル」とは 挿し木 で増やした茶樹を指す言葉であって、種子から栽培した茶樹と区別するための名称であり、品種名ではない。中国種とアッサム種の混合種と呼んだり、 接ぎ木 で栽培したものと説明される場合があるがそれらは誤用である。したがって中国種のクローナル、アッサム種のクローナル、混合種(ハイブリッド)のクローナルが存在する。アッサム種は中国種より渋みを示す成分が非常に多いといわれており、一般に、アッサム種または混合種の方が安価である。
代表的な産地
ブレンド前の茶葉(原茶)をブレンドに対し、エリアティーと呼ぶことがある。
インド
インドでは、中国種、アッサム種の両方が栽培される。代表的な産地としてアッサム、ダージリン、ニルギリが知られる。






