絵画とは
絵画 (かいが)は、 板 や 布 、 紙 、 壁 といった 支持体 と、 絵具 などの描画材料による特定の支持体に対する描画で成立したもの。
板 や 布 に描かれた 油彩画 や テンペラ 画、 フレスコ などで描かれた 壁画 を指す。紙に描かれた 水彩画 などは含めるが、 木炭 や 鉛筆 で描かれたものは含めない。
定義の問題
油彩画の初期には板に描かれた、油彩画の以前には テンペラ画 もあった。また額に掛けて壁に飾るのは新しい様態であって、古くは壁に直接描く技法があった。そういった古いものも絵画として認識するためには、たとえば「支持体の上に、 絵具 、すなわち 顔料 と バインダー を練成したもの、を筆などにより塗布して構成されたもの」という定義が考えられる。
この定義を厳密に適用すると、 漆喰 を直接 染色 する フレスコ は絵画に含まれない。しかしフレスコ画も広い意味では絵画と認識されていた。絵付けされた 壺 や 絵皿 はこの定義に含まれそうであるが、絵画とは認識されていない。 浮き彫り 、 タピストリー など 染織 、 ステンドグラス なども絵画ではない。 モザイク を絵画に含めない場合もある。 版画 、 写真 も絵画には含まれていない。
東洋美術 や 日本の美術 など、ヨーロッパ以外の美術にヨーロッパ由来の絵画という概念の適用には困難が伴う。たとえば東洋美術には 書画 という 語 があるが、 書 は絵画ではない。 象嵌 、 螺鈿 などが 工芸 に分類され、 浮世絵 が 版画 に分類されるのはともかく、 絵巻物 や 図屏風...






