解像度とは
解像度 (かいぞうど)とは、 ビットマップ画像 における 画素 の 密度 を示す数値である。
すなわち、 画像 を表現する 格子 の細かさを解像度と呼び、一般に1 インチ をいくつに分けるかによって数字で表す。
単位
単位はドット・パー・インチ( dpi )である。類似の概念にピクセル・パー・インチ( ppi )、ライン・パー・インチ( lpi )があり、前者は 走査線 によるスキャナ等の性能表記で、後者2つは微細な線の集合によりで面として印刷や表示する物において主に使用される。それぞれの単位については各項目を参照。これらの値を直接に比較することは出来ない。
本来の解像度
本来の解像度とは観測対象がどこまで詳しく測定(描写)されているか、別の言い方をすれば、異なる対象がどこまで分離されているかを意味する。dpiは明確に定義された物理量であるドットの密度を表す単位であり、密度とは異なる意味を持つ解像度という用語の使用は適切ではない。上図「解像度の違い」を例に、その問題点を明らかにしておく。この図「解像度の違い」を一見して明らかに、右端の図が最も(本来の)解像度が高い。しかしながら、我々はモニタ上で同一dpiでの表示を観ており、モニタのドット密度は(本来の)解像度とは何ら関係がない。この図を、アナログ銀塩写真(右側ほどピントが合っている)をスキャナの同一dpiで取り込んだビットマップ画像と考えてもよい。右端以外の画像をどんなに高dpiでモニタ表示、印刷しても右端以上の(本来の)高解像度にはならない。このような紛らわしさは同一の対象について、同一用語が異なる意味で使用されていることによる。
メディアの解像度
ディスプレイ
かつての コンピュータディスプレイ の標準的な解像度が72dpiであったため、現在でもディスプレイ表示を主な用途として作成されたビットマップ画像は72dpiを基準に作られる事が多い。しかし、近年のコンピュータディスプレイは100dpi前後の解像度を持つのが普通である。
印刷物
印刷物 の解像度は印刷方式などにもよるが、一般的な商業印刷物では300〜600dpi程度、家庭用では600dpi~2400dpiの解像度を持つ事が多い。ただし、家庭用印刷機のうち、インクジェット方式では解像度はドットの密度をあらわしているため、その解像度で印刷しても詳細な部分がつぶれてしまう可能性がある。
解像度は、本来は画像を表示したり印字したりする デバイス の特性により定まるパラメータである。このため、画像データそのものに付加される解像度の情報は、「この解像度で表示してほしい」または「この解像度で表示すると原寸になる」などという補助情報でしかない。






