都心とは
都心 (としん)とは、 都市 の活動において拠点とされる中心地。その都市の富の中心を成し、都市内交通が集中する。
単に都心と呼ぶ場合、日本においては、特に東京都の中心部をいうことが多い。
概要
都心と中心部
都市は、 行政 機能・ 業務 機能・ 商業 機能( 卸売 ・ 小売 )・飲食機能( 外食 )・ 宿泊 機能など、いくつもの機能を持ち合わせているが、「都心」という場合は、業務機能が集中する 中央業務地区 (英国では CBD : central business district、米国では : Downtown)を指すことが多い。それは、大都市では単位床面積あたり売上額が業務部門で最も高く、都市における富の中心を成すためである。
ただし、高級 デパート や高級 ブランド 店など、高額商品を扱う小売店も単位床面積あたりの売上額が大きいため、それらが集中する地区も富の中心として都心と見なされることもある。 地価 または賃料に見合う売り上げがなければビジネスは成り立たないが、地価の変動や建築物の高層化などにより単位床面積あたりの賃料が変化し、都心の機能が変化することもある。
東京 ・ 名古屋 ・ 大阪 の 三大都市圏 では、地区による機能分担が進み、広大な中心業務地区を有している。中心業務地区には日本を代表する大企業の本社が集まり、日本全国のみならず、全世界から売り上げ(富)が集まってくるため、「都心」という言葉が使用される。東京大都市圏においては「東京都心」または「東京都心部」の略として、単に「都心」という言葉が頻繁に使用される。また、広大な商圏を持ち、売上高が大きい中心商業地も富の中心として都心に含まれている。
三大都市圏以外の大都市のうち、 福岡都市圏 ・ 札幌都市圏 ・ 仙台都市圏 は大企業の本社は少なく、地域子会社や支社・支店、および地元企業が集まる「 支店経済 」型の中心業務地区が形成されている。 広島都市圏 や 北九州都市圏 では 製造業 が発展し、業務機能が工業地に分散されるため都心の規模はその 人口 と比べ小さい。業務対象地域の人口規模によっては業務よりも商業(物販・サービス)における富の方が大きい場合もあり、中心地域は業務地と商業地( 繁華街 ・ 歓楽街 )が混在している。そのため「都心」という言葉を使わずに「中心部」ということが多い。ただし、周辺の中小規模都市の商機能低下を受けて中心部商業地の商圏が拡大し、 ブランド 街が形成されて都心化している都市も出てきている。...






