電卓とは
電卓 (でんたく)は、 計算 の補助をするための道具のひとつ。 電子式卓上計算機 (でんししきたくじょうけいさんき)の略であるが、 1979年 (昭和54年)に JIS B0117で「電卓」が正式な名称となった。
概要・種類
名前のとおり机の上で使うのに適した大きさの小型計算機である。カード型のものが現れたり、また「電卓」という名前の ソフトウェア が パソコン や 携帯電話 に搭載されるなどしたりして、現在では必ずしも「卓上」ではなくなっている。 消費税 の導入後には税込みの計算をする機能なども付加されるようになった。普段は慣用的に「電卓」と呼ばれる。
普通電卓
四則演算 や 百分率 の計算ができる電卓。一般に使われている電卓の多くはこれである。8桁程度の計算ができる機種が多い。 ルート キーのある機種とない機種に分かれる。また税抜キーや税込キーがあるものもある。たとえば日本( 消費税 率:5%)の電卓の場合、数字を入力して税抜キーを押すと1.05で割った値が表示される。同じように税込キーを押すと1.05を掛けた値が表示される。将来の消費税率の変更に備え、税率設定が変更できるようになっているものが多い。時間計算( 60進法 の計算)や商売計算(原価、売価、利益率のうち2つから残る1つの値を求める)ができるものもある。
事務用電卓
大量の事務計算を素早く正確に行うことを目的とした電卓。表示桁数は10桁から12桁程度のものが多い。数字入力の効率化のため「00」「000」キーがあったり、「+」キーが大型であったり、その他のキーや表示も大きくなっている。伝票計算などで確認がしやすいように、1度目の計算の際に入力値を保存しておき、2度目の計算の時に保持している値と入力中の値に食い違いがないかを比較してくれる機種もある。普通電卓と同じく時間計算や商売計算に対応したもの、入力した値や計算結果を紙に印字する プリンタ を内蔵したものもある。
また、事務用電卓独特の操作方法として 加算器方式 を採用しているものがある。加算器方式の電卓では[=]キーの代わりに[+=]、[-=]キーがあり、 加算 の場合は[+=]キーを加数の後に入力し、 減算 の場合は[-=]キーを減数の後に入力する。3-2+6を計算するとき、通常の電卓では3[-]2[+]6[=]と入力するが、加算器方式の電卓では3[+=]2[-=]6[+=]と入力する。 乗算 、 除算 の場合は通常の電卓と同じく[×]、[÷]キーを乗数または除数の前に入力し、[=]キーの代わりに[+=]キーを入力する。7×8÷2を加算器方式の電卓で計算する場合は、7[×]8[÷]2[+=]と入力する。






