高齢者とは
高齢者 (こうれいしゃ)とは、 成人 で一定の年齢以上で職業生活から引退し、社会の第一線から退いた人のことである。高齢者になると、 身体 の不調が増加し、徐々に 死 を意識し始めるといわれている。子孫を残すという 生物 としての使命を終え、肉体が衰え死に至るまでの移行期間にある ヒト のことを意味する。由緒正しい日本語として「老人」の語が適切であるが、近年は特に行政用語としては「老人」の語を避けて「高齢者」と呼ぶことがある。
含まれる範囲
高齢の線引きは曖昧且つ主観的な部分があり、判断は容易ではない。定年退職者もしくは 老齢年金 給付対象以上の人を言うことも考えられる。国連の 世界保健機関 (WHO) の定義では、65歳以上の人のことを高齢者としている。65~74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者、85歳以上を末期高齢者という。因みに、人口の年齢構造では、14歳以下を年少人口、15~64歳までを生産年齢人口(現役世代)、65歳以上を高齢人口という。
高年齢者雇用安定法における定義
高年齢者
高年齢者等の雇用の安定等に関する法律 (略称:高年齢者雇用安定法)における「高年齢者」とは、55歳以上の者を言うとなっている。
高齢の運転者による交通死亡事故
2005年の上半期(1 – 6月)の全国の 交通事故 による死者のうち、高齢の運転者による死亡事故は増加している。 警察庁 は「安全教育に加え、高齢者の個々の運転能力に応じた対策も検討を重ねる必要がある」としている。死者の年齢別では、65歳以上の高齢者が全体の41.5%を占めている。漫然とした運転や不適切な運転操作が原因のケースが約3割を占めた。
この状況を受け、警察庁は75歳以上の高齢者の運転免許更新時に認知機能検査を盛り込んだ 道路交通法 の改正を2007年の 通常国会 に提出し、2009年6月から施行されることとなった。
杖と権力
現代においても権力の象徴として杖( 笏 ・ 司教杖 など)が利用されるが、これは高齢者が獲得した威厳の代用品である。また、 西欧 においてはこれが司祭等の宗教的権力の象徴となり、これを 国王 が持つ事で宗教的な権力をも王が持つ事を表した。






