黒糖とは
黒砂糖 (くろざとう)とは、 サトウキビ の絞り汁を煮詰めて作る 黒 褐色 の 砂糖 である。 甘味料 として用いる。別名に 黒糖 (こくとう)、 マスコヴァド () や、産地の 奄美大島 から称される 大島糖 (おおしまとう)などがある。
黒砂糖を brown sugar と訳している和英辞典もあるが、これは多少糖蜜を残して精製した 三温糖 や 赤砂糖 、主に コーヒー 用に用いる結晶状の コーヒーシュガー などのことである。
製法
サトウキビ の 茎 の絞り汁を加熱し、水分を蒸発させて濃縮したものを冷やし固めて作る。 酸性 を 中和 し、不純物を 沈殿 させやすくするために、絞り汁に 石灰 を混入するが、糖分の分離精製をしておらず、砂糖の分類としては「 含蜜糖 」に当たる。
これに対して、 上白糖 のような白い砂糖は、原料のサトウキビの絞り汁から 蔗糖 を取り出して分離 精製 を行っており、残る黒い液体を廃 糖蜜 (モラセス、)と称する。高級和菓子に使う 和三盆 も含蜜糖の一種であるが、圧縮によって 糖蜜 を一部除去して作るため黒砂糖ではない。また、黒砂糖に蔗糖、糖蜜などを加えて成分を調整したものは加工黒糖と呼ばれる。
なお、 テンサイ については糖分を高度に精製する必要があることからサトウキビと同じような黒砂糖を作るのは難しいとされてきたが 2006年 、「北海道」の業者によって甜菜黒糖が製品化市販され食品材料としても供給されている。サトウキビ由来の黒糖とは異なる特徴的な成分を含有することからも注目されている。
流通
日本では 沖縄県 や 鹿児島県 などサトウキビ栽培が盛んな地域では一般的な甘味料として流通しているが、その他の地域では ミネラル 分を豊富に含むことから 健康食品 として扱われることも多く、主に健康食品売り場や郷土産品売り場などで見掛けられる。






