HSDPAとは
HSPA (High Speed Packet Access) は、 W-CDMA を拡張した高速 パケット通信 規格である。 第3世代移動通信システム (3G)に対して、 第3.5世代移動通信システム (3.5G)と位置づけられている。
下りの高速化をHSDPA、上りの高速化はHSUPAまたはEULと呼ぶ。またRelease7以降は、HSPA Evolutionとしてさらなる高度化が検討されている。
なお、TD-CDMAにおけるHSDPAは TD-CDMA を参照。
HSDPA
HSDPA は、 3GPP (Third Generation Partnership Project) Rel-5以降で規定されている。
物理チャネル速度としてセル当たり下り方向最大14.4M bps のパケット通信が可能である。
3GPP FDD の R99 規格に対して、物理レイヤでは以下のチャネルが追加された。
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下り方向
- HS-PDSCH (High Speed Pysical Downlink Shared Channel)
- HS-SCCH (Shared Control Channel)
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上り方向
- HS-DPCCH (Dedicated Physical Control Channel(uplink) for HS-DSCH)
また、MACレイヤでは以下の機能を有する MAC-hs が物理レイヤと隣接する形で新設された。
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基地局側
- フロー制御 - 上位レイヤに対して、無線側の通信速度に応じた適切なデータ送出速度を指示する機能。ただし、3GPP上では本機能を実現するアルゴリズムは規定されず、実装依存となっている。
- スケジューリングおよび優先制御 - 上位ノードから通知された優先度情報を考慮しつつ、システム全体の総合的な通信効率を向上させることを目的として、端末にタイムスロットを配分する機能。ただし、3GPPにおいては本機能を実現するアルゴリズムは規定されず、実装依存となっている。
- パケット合成型HARQ - Hybrid Automatic Repeat Requestの略。受信側で復号失敗データが破棄されずに再送データと組み合わせて復号されることを考慮した上で、再送パターンを決定する。複数のHARQプロセスが独立に動作する。
- TFRIの選択 - TFRI (Transport Format Resource Index) はタイムスロットに割りあてたコード数、変調方式、データサイズを表しており、HS-SCCHを用いて端末に送信される。端末から送信された品質情報を用いて適切なTFRIを選択することで 適応変調 ・ 符号化 ( AMC : Adaptive Modulation and Coding)を実現する。ただし、3GPP上では本機能を実現するアルゴリズムは規定されず、実装依存となっている。
- 端末側






