Mindとは
Mind ( マインド )は、 片桐明 が開発した日本語ベースの プログラミング言語 。
Mindは Forth 系の言語であり、 日本語 による柔軟なプログラミングが可能である。また単に日本語が使えるというのではなく、ステートメントやキーワード、単語等すべてに日本語(漢字・ひらがな・全角カタカナ)が使える。
Forth 系のため、 インタプリタ と コンパイラ の両方を持ち、インタプリタでテストした後にコンパイラでの高速化や、システム周りの記述も行なえるなどの特徴もある。
Mindは MS-DOS 時代からリギーコーポレーションより販売されていたが、MS-DOS版は今はフリーウェア化されている。2003年現在、 Windows 版(商用)と UNIX 版( GPL 準拠)があり、スクリプツ・ラボから販売・提供されている。そのほか 超漢字 版などもある。
構文例
外部リンク1のページより、プログラム例を引用する。
午前?とは ←「午前?」の定義 時刻を得て 時が 12より 小さいこと。メインとは 午前? ←「午前?」の引用 ならば 「おはよう」を さもなければ 「こんにちは」を つぎに 表示し 改行すること。
このように、Forth的な語順をとるが、基本的に数式などを除いて、日本語を使う。また、例のように、日本語の単語の定義を決めて、それを以降のプログラム文で使用するといったスタイルをとる。すなわち、Mindのプログラムは、 単語の定義の束 といっても過言ではない。
C言語 や Pascal の関数との違いは、引数が表面に表れないことである。他言語のプログラマが最も驚くのはこの点かもしれない。これはスタックを縦横に活用することで実現している。最初は違和感があるが、慣れると非常に簡潔な構文でプログラムを書くことができる。
4と 5を 加え 表示する。ところで日本語の構文は 目的語 の後に 動詞 がくる。すなわち、オブジェクト(この場合は数値)の後にオペレータ(この場合は表示)がくるMindの構文は、日本語の構文と非常に親和性が高い。なお、この順の表記法は 逆ポーランド記法 としても知られている。
同じ外部リンク1のページのある他プログラム例のメイン部分を引用する。
メインとは 接続処理し 送信処理すること。
このように、プログラムがそのまま、動作記述のドキュメントになっていることが特徴である。
解説
Mindは、CやPascalやBASICのキーワードのみを日本語単語化したような擬似日本語プログラム言語とは一線を介した可能性を秘めた言語である。すなわち、日本語のソースコードを単に別の言語のコードに転換するトランスレータではなく、Mindはソースコードを直接コンパイルしオブジェクトファイルを生成する。
なお、Mindのコンパイル動作を外からみると日本語がそのまま解釈されているようにもみえるが、それは誤解である。Mindは日本語の日常言語解析を行うような超高級言語ではない。内部は一般的な、 C や Pascal と同様の構造化された 手続き型言語...






